パソコン急逝につき(雑文)

私の公的職業は内職だが、その内職三日分を一日で終わらせ、その他の時間で朗読やら絵画やらゴミ拾いやらをして過ごしている。そんな中ついに念願の?新約聖書の朗読に入ることが出来、個人的に喜んでいたのだが…動画編集をするパソコンが急逝してしまった為、録音音源は在るのにアップすることが出来ず、とてもヤキモキしている。

・録音用ノートパソコン←健在

・動画編集/文章や雑事用デスクトップPC←こちらが急逝

じゃあ新しい動画編集用PCを買うしかない…と思っても、ネットで調べるにも家人に頼むか、録音用のノートパソコンを頼るしかない…録音用ノートパソコンはとても神聖なものなので、まるで処女信仰の如く、魑魅魍魎の闊歩するネットになぞ繋ぎたくないとすら感じているし、キーを連打すると負荷がかかるんじゃないかと感じるほど、録音用パソコン神聖視過保護思考になってしまっている。このままでは録音用ノートPCを聖母マリアのように奉ってしまいそうだ。録音用と決めた機材には人を狂わせる何かが在る。

さて、話は戻るが…デスクトップパソコンの進化は甚だしく、自作パソコン界?では今は『第12世代』らしい。何が?何を以て一世代としているのか?ここら辺はパソオタクではないので割愛する。

この世代論で行くと、急逝した我が動画編集用デスクトップPCは第1~第3世代らしいとわかった、要は相当古い、10年選手だ。そのPCで今までも文章を書き(黒歴史)、株に手を出し(赤字)、インターネット黎明期の懐かしの感覚でWordpressページを開設し(過疎)、今に至る思い出のPCなのだが…ついに別れる時が来たのだ。

今お買い得なのは第7世代あたりかなあ…とはじめのうちは思っていたが、どうせならあと10年くらいガンガン使えるものが欲しいという欲が出てくるのが人間である。今興味あるのはゲーミングPC、フライトシミュレーターとかが出来るくらいのスペック、というかフライトシミュレーターをやってみたい。何のために…?答えなどない、興味のある事に関して意味などを追求すること自体が無意味である。でもフライトシミュレーターをやるんだったら10世代以降のが欲しいなあ、もし本当にやるならグラフィックボードも追加しないといけない、グラフィックボードも粗悪なものは嫌だ、いやそもそも録音機材もまだ必要なわけで…空を飛んでいる場合ではないのでは…??

散々考えた挙句、11世代のものを買うことにした。ありがとうございます、と私は一生他人にひれ伏す人生らしい、やりたいことがありすぎるとこんな風に自分の欲を恥じ入りながら過ごす羽目になる。欲の少ない人であったなら人生ってもっと清々しいんだろうなあ。

そんなわけでパソコン急逝につき久々に暇な日々を送っている。勿論、傍目には常に暇人なのだが、真に暇人である。また濃厚接触者狩りなるものが本当に身近に迫ってきているので、本来ならばイザヤ書なんかを読んで世の終わりを儚むのもまた一興、なのだが…無症状の濃厚接触者というパワーサードにはさすがに失笑するしかないのであった。