地震の巻だけは現代語で記されており、この世である物質世界と、あの世とも言える霊界、生まれる前の生前の状態など、端的に言うとスピリチュアル的なことが語られる。
一見とっつきにくいが、読み込んでみると実はかなり解りやすく、死後や霊界といった不可思議な世界に対して、案外納得がいくのが面白い。
さて、私事としては、『悪を無くす!!』というスローガンに違和感を覚えたこの数年であったが…地震の巻に記されてある『悪と思える事と、善と思える事の平衡に神の真意がある』という内容は、なかなか興味深く伝わってきた。
…ところで、ひふみ神示特有の、【ひつくの神節】とでも言うべきあの方言口調が無いのが、ちょっと今回は寂しく思えてしまった。