【朗読】ひふみ神示/海の巻

海に渦巻く大渦には、世間一般的な事象として善や悪に分類されるすべてが入り込んでいる…ような感覚で読み上げた。

朝、目が覚めたばかりの瞬間などは、言葉というものがとても遠いので、しばらくしてから『今日もひふみ神示読まなきゃ』という気持ちが沸き起こることに対して、全く同時に、何処かで妙に冷静に『なんでこんな不思議な言語の不思議なモノを、自分は読むのだろう』と漠然と考えていたりする。

話は逸れるが、私は夢の中でいつも探し物をしている。

それが何かと言うと…閃きそのものを常に探していて、それを発見した時には【夢の中で】必死に書き写したり、模写したり、本(のようなもの)にまとめたりしている。

つまり夢の中の自分はその閃きを、どうにかしてこちらの世界、日常の昼の世界に持ち帰ろうとしているのだが…目が覚めたばかりの瞬間には色々覚えていて、さらに言うと…また入眠する前にその前夜の夢の続きに入って行けたりもするのだが…夢の産物をそのままの形で持ち帰ることは滅多に出来ない。

ただ、朗読も、おそらくはそういった『何処かで見てきたこと』『夢世界の産物』の一つなのだろうなという妙な実感がある。

そういうわけで、この世が、この世だけで廻っているのでない事は、案外体感している。