【朗読】ひふみ神示/夏の巻

19帖にこんな言葉がある。『形ある世界では形の信仰もあるぞ。偶像崇拝ぢゃと一方的に偏してはマコトは判らんぞ。』

実は私は…恥ずかしながら、沢山の神の顕れについて、子供時代は特に『偶像崇拝だ』と批判的に感じていた。

『偶像崇拝はダメです!!』という単純なメッセージって、今思うとすごく子供特有の正義感に合致するんだよなあ

…だって、わかりやすいから。

一つの像をそのままに拝んでいる人なんか、本当言うと居ないんだけど…目当てとして偶像があり、それを大切に思うこの世的な気持ちと、この世以外の世界への道が見つけやすいので、繋がるものとしてそれを【通して】拝んでいるわけであって……しかし幼いころは、この種の事柄を有体な善悪で見ようとしていたなあ。

目当てをつけて『繋がり』を見出すか、目当てを敢えてつけずに『繋がる』か…単にそれだけの話だったのだなと、今は実感しています。