【朗読】山の人生『一二 和尚に化けた狸』柳田國男

狸には独特の縁があって、幼少のころに、私はよく親から狸と呼ばれていたので、なんとなく親近感があったが…

実際に目にするとその獣っぽさに少々驚く…到底、言葉は通じないだろうなと思わせる何かがある(親も私に対してそう感じていたのかもしれない)。

また、早朝ゴミ拾い時に実際に狸の死骸に出くわしたことがある。

出くわしたらもう、それは処理をするという事に(自分の取り決めでは)当たるので、雑木林に持って行って埋めようとしたら、ものすごく重くてこれまた吃驚した。

仕方ないので袋に詰めて、10キロの米以上におそらくは重量のある狸を背負うと、本当にマタギにでもなったような心地がした。

無事に埋めたので、今はもう土になっている事だろう。

この辺りは柳田國男の言う通り、狸が多い…夜に信号待ちをしている狸を見た!という話も現在進行形で行われている。

このブログがまた、狸伝説にエネルギーを付与するのであれば、なんとなく日本文化に貢献したような気持になれるので、狸の話は度々書こうかと思う。