
今回のはうまく作れた!
元のサイズから袖と身頃をかなり詰めて、身体に合うようにしたのでなかなか良い。
こういう時に限って安い布なのはどうしてなのか?我ながら疑問だが…。

ただの綿だけれど、よく見ると何らかの模様が入っている…これも日暮里繊維街にてメートル400円とかなので、もしかすると他に用途があるのかもしれないが、生地に詳しくないので服にした。
さて私の場合、型紙そのままでは基本的に大きすぎるので、小さくすることにしている。

その縮小の仕方というのが、おそらくは言語道断であろう…書き写した型紙をそのまま折りたたむという手法(そのほかの方法を苦心して編み出すこともあるが、手っ取り早いのが胴体部位を縮めること)。
無論、袖や裾は小さめになるけど横幅は同じであるので、いわゆるSサイズ…ではない。
しかし私は、いつも思うんですよ、人って、そんな定規で測ったみたいに、身長に対して身体そのものの質量や骨格が比例するわけなかろう!!…と。

まあでもそういった根源的なフラストレーションが、洋裁によって昇華されるのは心地よい。
誰とも比較せず、自分の身体を肯定しているという意味に於いても、洋裁は心身に良い気がする。
ただ…完全にマイワールドに入り込みながら作業している故、服本来の『客観性』は、まだまだ欠けているようにも思われる。
マイワールドが、外部を含めた体現にならないかなあ?~と夢見ながら作業してます。
(参考図書→着回し自在の大人服 (Heart Warming Life Series)→きものスリーブ)