音質改善に励みます。(朗読)

…先日、質のいいスピーカーで今年出した自分の朗読動画を聴いたところ、とんでもなくノイズが発生していることに気が付き、半ばパニックを起こしながら、可能なモノに関しては修正をかけているところであります。

…皆様がどのような視聴環境にあられるかは知る由もないのですが、ある程度のスピーカーを使用されている方へ特に、お詫び申し上げます。

あんなクソ音質動画を人様に聴かせてしまい、まことに申し訳ございません。

さて、わたしの家にはスピーカーが二台あり、それぞれ使用しながら録音音源を聴いたりしていた。

二つのうち片方は音が拡散される安価なタイプで、これはタブレットとかと近い音質になる…こっちで動画を聴く限り、まあよくある素人音質かなあ、ぐらいのもので、取り立てノイズは気にならなかった。ノイズも拡散されているのでわかりにくくなっていた。

しかし、もうひとつのスピーカーは、音像が中心に集約される音質の良いタイプで、一昔前の、値段は安い卓上型だが…いわゆる名機のうちのひとつであり、こっちで聴いてみたところ、ノイズ音像も集約されているので、自分の動画が、率直に言って聞くに値しないとんでもないクソ音質だと判明した次第であります。特に音量上げたものは救い難いほど劣化していた。

で、実はこの名機のほうで、『録音音源』だけは編集して聴いたりしていたのですよ…音源として聴くなら、ハッキリ言って何の問題もなかったのです。

WAV音源なら何のノイズもないんですよ。

だから気づけなかったわけです…動画編集はパソコンの都合上、拡散型のスピーカーのほうで行っていたので、自分の動画にノイズが乗っていることに気付けずにいた。

つまり『録音音源』としては何の問題もなく、これを『動画化』したものに関して、ノイズが発生していたという事ですね。※動画を作ったことのある方ならご理解いただけると思う。

この理由については…私の無知により、①ラウドネス値を考慮しなかった点、また動画化するにあたって②音声を数㏈下げるという処理を行わなかった点、さらに言うと原因不明だが③何故か出力形式を変えると改善されたこと…元の出力形式が私の音源には合っていなかった点にある。

ラウドネス値については動画編集ソフトによってはその種の項目もあるらしいが…サブスク制だったりして高いんだよなあ…私の使用している買い切りソフトにはそもそもラウドネス値設定が無いのです。

で、音のピークを教えるシステムとしては、音声ピーク部分が黄色になっていて、その分だけ引き下げればいいのかな?と思っていたのですが…よく調べるともっと下げなければいけなかった。

とは言えラウドネス値についてよくよく調べてみると、録音ソフトにも、ノイズキャンセリングソフトにもその項目があることに今更気付いた。

音を作るっていうことが、単なる音源を作ることと認識していたので、ピークさえ回避できればそれで良しと思っていた。

…音質調整版を作っているとはいえ、現時点での見解すら、また覆される可能性もあるので、もう何を信じていいのやら。

特に悔やまれるのは現実の知り合いの方々に自分の朗読動画を知らせてしまったことである。

幸か不幸か…その中には音楽をなさっている方も含まれるので…安価なスピーカーで聴けばなんてことないノイズも、ちょっといいスピーカーで聴くと倍増されて聞こえてしまうので…出来る事なら私の朗読なんか聴かずにいてくれればいいなあ…と変な焦燥感に苛まれております。

それにしても、YouTubeにきちんとした音の動画をアップしている方々、結構難しいことをしているのだなあと身に沁みました。単に音を作るだけではダメで、さらにYouTubeとの兼ね合いで音質を作っているのだ…こんなに頭使うことをやってるんだなあと思い至りました。

そういうわけで音質改善に励みます。