旧約聖書朗読【意訳・エゼキエル書/前編】

カタカナ外来語を邦語訳する意訳作業は基本的にはただネットで調べるだけなのだが、中には手こずるものもある。悪女のたとえ話で下世話な話が出てくると「これが聖典かよ」と呆れる気持ちも湧いてくる。そうなるとやはり、新約聖書の持つ独特の神秘性が改めて感じられる。とは言え、特にエゼキエル書は不可思議な書物なので好きではあるのだが。

1章  春の川のほとりで見た不思議な生き物
2章  霊の声
3章  お菓子のような巻物
4章  糞で焼いたパン  
5章  髪の毛を撒く
6章  神の王国への託宣
7章  買う者は喜ぶな。売る者は悲しむな…
8章  光る人の幻
9章  神の使いの六人が平和の街を滅ぼす
10章  1章の幻に似ている天使たち
11章  霊によって浮遊させられる
12章  滅びの預言
13章  偽預言者やまじない師への警告
14章  自分の義によって自分を救う
15章  ぶどうの木
16章  ※かなり改編しました、暴君の話(元はみだらな悪女の話)
17章  鷲の喩え
18章  神の王国への託宣
19章  獅子の喩え

前編(と私が決めた)部分のあらずじ?を書いてみたが…はっきりいってさっぱり不可思議すぎて読んだ後に頭に残らない謎作用が働いているのが面白い。預言者エゼキエル氏はUFO的な幻を見るのが得意のようだ。お菓子のような巻物は食べてみたいが、糞で焼いたパンはきついなあ、実際にこのような『儀式としての罰』はあったのだろうか?

天使が頻繁に出てくるので、サムネイルも天使にしようかな☆と思ったが…神からの言葉のほぼすべてが『偶像崇拝禁止』であるのに天使の偶像を掲げたら、さすがにエゼキエル氏に申し訳ないような気がしていつもの動物サムネイルにしておいた。これで私も天罰を免れたであろうか?