旧約聖書朗読【ヨエル書】滅ぼすいなごがこれを食った…

十二小預言書という言葉を初めて知った。ああこの、旧約聖書に入ってる謎の短い預言たちはこのような言葉で言い表すことができるのか。私は何故か、謎さを感じさせる小預言書が好きなのだが…こんな微妙なものを好きな人が他に居るのだろうか?毎回戸惑いを感じながらアップしている。

一応それぞれを示す動物や虫、風景を探し出せたのでほっとしている。

さて、預言者ヨエルの描く情景は、割と農耕民族のそれに近い。農村が広がって、恵みの雨が降る…そして他の民族に嘲笑されるのをとても嫌っている小心者、と言う感じが案外日本民族に近い感覚なのではないか?と感じられる。姦淫、殺し、盗み、暴虐、陰謀、等の旧約独特の妬み節がヨエル書にはあまり無い。

そしていなごを画像検索したらかなり苦手な生き物であった。何か過去世のトラウマがあるんじゃないかと言うほどで、画像選びに苦戦した。これを佃煮にして食っているんだから日本人は強いよなあ…。あるいはそこまで追い詰められた歴史があるのだろうか…。