【朗読】ひふみ神示/風の巻

雨の巻を読んでいる時に雨が降り、風の巻にも同様に雨風が巻き起こる…この種の共鳴が面白くもあるが、もっと踏み込んだところの話をするならば、ひとつの巻によって音律(のようなもの)が異なるので、朗読している間に見える色や体感も異なり…ひとつひとつ、巻が進むごとに自分の思考も進むよう促されているような感覚が生じる。

勿論それは、どんな書物だろうが絵だろうがそうだとも言えるが…

この種の共鳴感覚がより実直に生じるのが、『聖典』なのではないか?

突き詰めると、聖典と呼ばれるものが他の書物と異なっているのは、内外の共鳴現象の発生し易さ…という風にも言える。

だからといって、単に素直に各巻のタイトル通りの怖い事が起こるなどとは思わない…それは外部的な事であって…だからこそ、外部的因子に特化した解釈である『予言』的解釈は、私はあまり、好むことが出来ないのです。