旧約聖書朗読【ゼカリヤ書】ひとりの人が赤馬に乗って…

馬、というとヨハネ黙示録のイメージが強いのだが…赤馬という記述が繰り返し出てくるので赤っぽい馬をサムネイルにする。

1:8「わたしは夜、見ていると、ひとりの人が赤馬に乗って、谷間にあるミルトスの木の中に立ち、その後に赤馬、栗毛の馬、白馬がいた。』

そのほかにも『まだら鼠色の馬』という記述もあったので、珍しいのでそっちにしようかとも迷ったが…まあ赤馬のほうが単純でいいだろう。

第五章でのエパ枡の悪女の下りを人間と言い換えた点、また第九章からの地名を省いた点や、その他種々の言い換えがあるが、今回は改変が少なくて済んだ。

この書物の中では『これ以降預言するのはダメ』と言っているが、マラキ書もあるし次の預言者は出てきている様子。キリストも『自分以外がキリストを名乗るのはタブー』と言っているのでなんとなくそれを彷彿とさせる文言である。

今回は『幻』が多く出てくるので、この『幻』の部分にとても共感する私にとっては面白い書物であった…絵が浮かんでくる作用が強いので、ゼカリヤ(だと思われる記述者)は結構才能あるなあ。