【朗読】山の人生『一九 母神としての山の神』柳田國男

全く関係ない話だが、私は自分の母親の声が割と好きだ。

強いて言えば、母方の祖母の声が一番好きだった。(対面した回数は少なかったが)

父親系列の声は高くかすれるような感じが女性に現れているが、母親の血筋の女性たちは割と地声が低い。

だから読むときに、先祖の血を遡るような感じで、敢えて母方の雰囲気に焦点を合わせるようにしている。

まあ、顔も母親に100%似ているので、そもそも父親の血の特徴があまり無い故に、声も母親に似てはいるが…

それでも普段の声は全く異なり、その上、普段は口下手で、考えながら話すことが出来ないので、何故か舌足らずで幼稚な喋り方になってしまうのを自覚はしている…が、直せないし、もう諦めている。

だから実際の知り合いに朗読音源を聴いてもらった感想の第一声は、『普段と全然声も喋り方も違うね??』と皆、驚いている。