人形ドレス…子供用ドレスの型紙を完膚なきまでに改造しまくって縮小し、肩のフリル以外ほとんど原型を留めていない気もするが、なんとか完成させた。
これが表で…
これが裏側!!
裏側のほうが断然かわいい気がする。
特に人形の肩幅が、人間の肩幅の造りとは全く違うので、型紙を改造しまくってなんとかここまでピッタリに合わせられた。
洋裁初心者故、まぐれ当たりみたいなところはあるが…というか最早なんで作れたのかもよくわかっていないが…これからはきちんと採寸して自分で完全自作ドレスを作ってみたいなあ。
洋裁をしている時に、何か次の段階が見えてくるので、その手順に従って、見えてきたもの(妄想)をなるべく形にしてゆこうとしている…なんとなく懐かしいような気もしますが、こんな服を着た覚えもなければ、周りに洋裁をはじめ手作業好きが皆無の環境で育ったので、要するに全部ただの思い込みとも言える。
妄想力が、一応は形になったので、めでたしめでたし!
ボタンもつけたので脱着可能です。
着替えてこそ、女の子のお洋服の楽しみは倍増するのです。
私は洋裁に慣れていないので、レースをうまく配置させたり、縮めてみたり、紅茶で染めてみたり、そういった小手先の技でなんとか完成させた部分はある。
ただ、小手先の工夫を含め、何か新しい事を考えついて、やってみよう!と思う時…
不思議なことに、お人形は『やってみたらいいよ♪』と言うんですね。
やめなよ、なんて絶対言わないのです。
…勿論、人形の発する言葉というのは心理学用語でいう所のインナーチャイルド的な、自分自身なのだろうが、それでも、私は人形と会話するときにとても肯定的な気持ちになれる事が…人類の進化の鍵なんじゃないか?と思うのですよ。
人間って、どんな人でも幼いときにに、一時的であれお人形と会話していると思う。
人形という形でなくとも、石でも、木でも(木は生きているので会話が成り立つのは案外普通だと思うが)、空想の会話が行われる。
その中で、空想会話の相手である【幼いころの人形】が、結果的にやる気を削いだり、挑戦をやめさせたりするようなことって無いと思うのですよ。
それでは、山の人生の朗読をそろそろやろうかと思います。