【朗読】山の人生『二六 買い物をする山男』柳田國男

何というか…もし自分が男だったら(で、体も頑丈だったら)、山男に近かったろうなぁと思う、まあ想像に過ぎないので何とも言えないが。

訛り方が違うとか、顔立ちが違うとか、野暮ったすぎる恰好をして朴訥として買い物を済ませるだけで山男認定されるなんて、笑えるような…笑えないような話である。

山男のくだりを読むと、普段が口下手なせいか、こうやって妙に共感してしまう。

買い物ぐらいさせろ!と誰にともなく言いたい気分である。